2002年1月発行 No.58


21世紀最初の年は、原発はテロをも考慮に入れなければならないことを教えた。
原発資料情報室のメルマガには「燃料をたっぷりと積んだ航空機が原発に衝突 した場合は、原発はひとたまりもなく破壊されるでしょう」とある。
 浜岡原発で起きた配管破断の原因がなんと「水素爆発」とは。「これほどの 水素がたまるとは思いもよらなかった」と中部電力の人は言うが「事故が起きて からびっくりしたって遅いんじゃないの―」
「原子力環境整備機構」は、高レベル放射せい廃棄物を受け入れてくれる市町村 を公募するという。都道府県が反対しても市町村が勝手に応募できるとしており、 応募しただけで電源三法の初期の交付金がもらえるように経産省にはたらきかける というからおどろきである。
原発推進の目論見を秘めた『エネルギー基本法案』は今臨時国会での成立は免れた が、次の通常国会がひかえている。今回の件で、超党派で原発に反対する議員さんたちの 存在と頼りがいを身近に感じた。その中のお1人である川田悦子さん(衆議院議員) に小金井市に来ていただきお話を伺う。皆様ぜひご参加ください。
阪南中央病院の調査委員会が東海村臨界事故の被曝実態調査を行った。今なお 様々な病状に苦しむ多くの方々。科技庁の調査とは全く違う調査結果。その詳細を 次号にてご紹介したい。
今年もどうぞよろしく。  

川田悦子さん講演会

いのちを守りつづけて
 〜薬害エイズ、環境問題、そしてテロと戦争〜

  • 日時:2002年2月23日(土)2時〜4時
  • 場所:小金井市公会堂 C室
  • 参加費:¥1000
  • 保育あり(要連絡)
 主催:小金井市放射能測定器運営連絡協議会
 後援:小金井市教育委員会
 問い合わせ先:荒木 042-301-8046(夜間) 

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